妊娠線を作りたくない人がしなくてはいけないこと

妊娠線を作りたくない人がしなくてはいけないこと

赤ちゃんがお腹に宿るのはとても素晴らしいことですが、赤ちゃんがお腹の中で大きく成長するにつれて、心配になってくるのが妊娠線です。赤ちゃんが成長すれば、当然ながらお母さんのおなかもそれにつれて大きくなります。しかも赤ちゃんの成長は早いので、お母さんのおなかも急激に膨らみます。このスピードに皮膚がついていけない場合に、お腹に線状の模様ができてしまうのです。
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織の三層から構成されています。このうち表皮は比較的伸びやすいのですが、真皮と皮下組織の中には弾力性に乏しい部分もあります。この真皮や皮下組織が表皮の伸びについていけずに限界を超えて引っ張られ続ければ、やがて亀裂ができてしまいます。これが妊娠線ができてしまう原理です。
しかし全ての妊婦さんに、このような症状が現れるわけではありません。妊娠線を作りたくないからと予防措置を施していてもできてしまう人がいれば、全く何も予防措置をしていなかったのになにも症状がでなかったという人もいるのです。これは肌質や体質に個人差があることが原因となります。
妊娠線ができやすい人にはいくつかの特徴があります。まずもともと肥満傾向にある人は、弾力性の乏しい皮下脂肪が分厚くなっているために亀裂が生じやすい傾向があります。すでに出産を経験している人も、お腹が膨らみやすくなっているため注意が必要です。またもともと小柄で骨盤が小さい人は、赤ちゃんが居場所を確保するために前へ出るしかなく、結果としておなかが前にせり出す形になるため、線状の模様が現れやすくなります。さらに双子以上の赤ちゃんがお腹にいる場合も、お腹が大きく膨らむため皮膚へのダメージが大きくなりがちです。このほかにも乾燥肌だったり、つわりなどにより妊婦の栄養状態が悪い場合も、妊娠の負担に肌が耐えられなくなり、亀裂が入ってしまうことがあります。
もちろん上記に挙げたような状況にないからといって、安心だというわけではありません。妊娠線は誰にでも起きる症状であるので、決して油断することはできないのです。どうしてもこの線状の亀裂を作りたくないのであれば、少なくとも予防措置をしておくことだけは忘れないほうがいいでしょう。
予防措置としては予防クリームやオイルの添付が一般的です。保湿力の高いこれらの予防クリームやオイル用いてマッサージするのが、最も手軽にできる予防措置といえるでしょう。基本的には保湿が大切になるので、市販の予防クリームやオイルなどをたっぷりと塗り込みます。お腹だけでなく乳房や太ももにも症状が現れる人がいますので、これらの部分にも塗っておきましょう。
予防クリームやオイルを使用する際には、マッサージをしながら塗るとより効果的です。おなかに塗る場合は手のひら全体を使って下腹部から上に向かってマッサージしたり、へそを中心にして外側へ向かってマッサージしたりします。お腹を円を描くようにマッサージするのも有効です。妊娠時は体調も不安定なので、特に時間を決めてマッサージをする必要はありませんが、かゆみを感じた時やお風呂上がりなどに、予防クリームやオイルの添付と共にマッサージするといいでしょう。
妊娠線は、早ければ妊娠4カ月ぐらいの時期からできてしまう人もいます。したがってこの線状の模様を作りたくないのであれば、できるだけ早い段階から予防措置をしておくことが重要です。一度この模様ができてしまうと、時間の経過とともに白っぽくなり目立ちにくくはなりますが、模様そのものが消えてしまうことはありません。出産後も美しい肌を保っていたいのであれば、できる限りの予防措置を施しておきましょう。

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